小林清吾先生講演会 フッ化物の応用




小林清吾先生講演会 (感想)
日本におけるフッ素の権威、小林清吾先生講演が金沢で開かれる
02年 9月8日 都ホテル
参加者90数名
講演会に参加する歯科関係者の多くは、フッ素の局所応用について興味があるだろう、 また、行政関係者はフッ素そのものの安全性や予防効果、 済的効果等に興味を持つだろうとは予測できた。
実際の普及においては、フッ素の塗布や洗口法などの局所応用の理解だけでなく、 『フロリデーション』が容認されればすべてが解決する事は明白で、 それゆえ、この講演会を企画した意図は『フッ素』の基本的思想から、 全てひっくるめた話を聞いてもらい、安全性と効果に自信を持ってもらうことにあった。
結果はどうだったろうか。

先ず、小林先生は基本的公衆衛生の手法を2,3お話された。
@ Going up stream(時間、場所)
発生予防対策においては疾患のない時期に早く対処すべき事は当然であり、 したがって場所的にも、診療室から外に出て、 発生源に近づくことが大切であることは公衆衛生の基本的考えだとお話された。
Aヘルスプロモーション
ヘルスプロモーションとは、目標とする健康状態が険しい坂道の頂上にあり、 そこに向って個人がたどり着こうとする努力を、社会的支援活動によって、 その坂道の勾配を平坦化する手段と考えると解りやすいと解説された。
その際たる例として、虫歯予防において最大の効果を発揮するものとして フロリデーションを挙げられた。
つまり、上水道中に含まれるフッ化物濃度を高いものは低く、低いものは高く、 適正な濃度に調整することで、小さな努力で安全に確実な効果『虫歯のおおきな減少』 を得る事ができると力説された。
少し、歯科医に迎合するかとの印象を与える資料としては、 虫歯が減少すると、確かに国民の平均像としては、 30歳ころまでは歯科医師の関わる労働時間は減少するが、40歳以上から60歳にかけて、 減少分を補って余りあるほどの労働時間が必要となるとのデータが示された。
つまり、残存歯が多いと歯科に受診することが人生の後半において多くなると 歯科医師に配慮したわけです。
当然、疾患の構成比率も代わり歯周病などの占める割合が増えると予測されますが。
また、残存歯の多い人ほど、生涯を通じ全身疾患にかける医療費が減少するとのデータも示された。
つまり、国民全体の健康における歯科医療の役割が増大するという指摘であった。
歯科医師よ頑張れと檄を飛ばして講演を閉めたわけです。
しかし、講演後の質問では治療の際に使うフッ素含有の詰め物の効果に関するものが多かった。
小林先生は発生予防の講演をされたわけで、 2次的予防の話ではなく、もっともっと基本的な 公衆衛生的活動が大切だと主張されているわけですが、 現場の歯科医の意識は治療にフッ素を如何に取り入れるかというところに力点があったようだ。
発生予防を如何にするかが国民から求められていることに 歯科界が早く気がついて欲しいと思うのは私ばかりではないはずで、 国民に信頼される歯科医師であるための大切なポイントを 指摘してくださった講演を無駄にはするまいと決意された人が多くいたと信じたい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・別バージョン
@ Going up stream(時間、場所)
発生予防対策においては疾患のない時期に早く対処すべき事は当然であり、 したがって場所的にも、診療室から外に出て、発生源に近づくことが大切であることは公衆衛生の基本的考えだとお話された。
Aヘルスプロモーション
ヘルスプロモーションとは、目標とする健康状態が険しい坂道の頂上にあり、 そこに向って個人がたどり着こうとする努力を、社会的支援活動によって、 その坂道の勾配を平坦化する手段と考えると解りやすいと解説された。
その際たる例として、虫歯予防において最大の効果を発揮するものとしてフロリデーションを挙げられた。
つまり、上水道中に含まれるフッ化物濃度を高いものは低く、低いものは高く、適正な濃度に調整することで、 小さな努力で安全に確実な効果『虫歯のおおきな減少』を得る事ができると力説された。

少し、歯科医に迎合するかとの印象を与える資料としては、 虫歯が減少すると、確かに国民の平均像としては、30歳ころまでは歯科医師の関わる労働時間は減少するが、 40歳以上から60歳にかけて、減少分を補って余りあるほどの労働時間が必要となるとのデータが示された。
つまり、残存歯が多いと歯科に受診することが人生の後半において多くなると歯科医師に配慮したわけです。
当然、疾患の構成比率も代わり歯周病などの占める割合が増えると予測されますが。 また、残存歯の多い人ほど、生涯を通じ全身疾患にかける医療費が減少するとのデータも示された。
つまり、国民全体の健康における歯科医療の役割が増大するという指摘であった。
歯科医師よ頑張れと檄を飛ばして講演を閉めたわけです。










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