友人が施設設立に際し寄付 




友人が寄付  障害児(者)施設
2003年4月
全日本大会に向けての強化練習です。練習の後、○○町の○○先生と少し話を しました。
彼に24日の歯科部会に出てこれないンだろうと声をかけたら。 彼は話しだしました。・・・・・・・ 障害者は高校までは何とか受け入れてくれるところがある のですが、その後が受け入れ先がなくて、親は大変苦労している。 そのような状況を少しでも良くするために、○○町で施設を作る事になった。 地元選出の県議が中心になったらしい。 予算は国や市町村が半分を持ち,残りは民間からの寄付によるそうです。
地元の内科医のある先生が5000万円を寄付し、○○先生も数百万円寄付したそうです。
また、役人を採用して、施設の維持にあたらせると、お金がかかるので、できるだけ 民間のボランティアに頼る方針だそうです。それで、彼も理事になり、いろいろお世話するとの事です。
昨夜から、このような活動を支援する活動を協会で何か出来ないのかと、づーっと考 えていました。 歓送迎会の時も,頭にありました。○○先生の言葉が非常に重くのしかかったまま だったのです。 協会の新聞で紹介しても、役に立たないだろうか?・・・意識を高める事にならない だろうか・・・・。
その結果、何か変わる?
新聞で一口1万円の募金を募るのは・・・・現実的?効果があるだろうか。
50人賛同しても50万か・・・。
また、私の知り合いの子どもが自閉症で、働く場所?だったかを作るために協力して欲しいと、 5年程前に頼まれた事があります。先生達のような職業の人が多く賛同しているという、 証明、実績が行政には効果的で、お金は一口1000でも良いから賛同者を紹介して欲しい、と 言うものだったと記憶しています。それは、民間主体の施設だと思います。それでも 認可を得るには何かと大変だったようです。
○○先生が話したような施設は、能登のほうには、今まで穴水町にしかなかったよ うです。 金沢地区はどうなのか知りません。 今後、このような動きがあちこちで、 数多く生まれてくるのなら、協会としても何かをする必要があるのではないか・・・・ 獏然と考えていました。
今まで、何も協会が取り組んでこなかったと思いません、多分私に意識にあまり飛 び込んでこなかったのでしょう。 また、私には空白の時期が多いので、 その間に取り組みが合ったのだと思います。 単純に、反核医師の会の活動よりも、 私は関心が高いです。身近に感じます。
私の身近にも、ダウン症の子がいます。
話がまとまりませんが、何かをすべきという思いがあります。どうしたらよいので しょうか?
この辺のことが詳しい?△△さんにコメントを求めたいです。

・・△△さんからコメントを頂く・・
平田先生の友人の○○先生のつくられようとしている施設が、どんな施設かを読み取れませんでした が、5000万円を寄付されたという金額からして社会福祉法人成りの国・県・市町 村の制度が確立している施設のように思われます。
ご承知の通り、障害児(者)施設には公立の施設からわずかな補助金しかないまった くの民間施設まで様々で、療育を目的とする施設から、作業所、あるいは通所、入所 など、目的や運営形態も様々です。ひょっとするとグループホームのような施設かも しれませんね。
協会では『石川保険医新聞』にこれらの施設・団体の紹介をずっと続けております し、座談会を開催したり、バザーの支援などを行ってきました。
医療福祉部の○○透先生は、県の療育懇話会の重責に就かれ、『療育マップいしかわ』という立派な 冊子をつくられていますし、協会会員の中にも、独自に深く関わっている先生が何人もいます。
協会としては、何ができるかを考えようと言うことで、『石川保険医新聞』の連載や 施設見学会などを行ってきましたが、運動として取り組んだ経験はほとんどありませ ん。
これらの施設は、制度はあっても、実態に合わない公的支援がほとんどで、指導員の 待遇や施設運営費を捻出するために、苦労が強いられています。
協会で特定の施設だけに支援するという方法は取りにくいと考えますが、大局的な制 度改善に取り組むことはむしろ重要なことと考えます。
また、施設が入所・通所者の本来のニーズを果たしているか、人権が守られているか ということも考える必要があります。
大部分の施設では、苦労の多い中で、どう人権 を守っていくかを制度改善を含めて取り組んでいますが、医療費の自己負担さえも強 行に値上げしてしまう政府の中で、どんな扱いをされているかは想像に難しくありま せんね。
事務局員も、それぞれ何らかの形で関わっていますし、かなり親しい関係を持ってい ます。協会の役員・会員の先生方は、個別にこれらの運動に参加していますが、そろ そろ、大局的に運動として関わっていけたらいいなと思っています。
ぜひ、平田先生 からご提案くださいませ。
私は10年前に○○町に初めて学童保育をつくってきたことで、施設作りの大変さは 身をもって知っています。法律の中に位置づけのない事業を、社会福祉事業法、児童 福祉法の中に位置づけさせ、住民や自治体関係者の考え方を変えながら、町の実施要 項(単独事業)を作り、拡大してきました。
10年前には民家を借りて、家賃の補助 をもらって始めたのですが、今は施設が6カ所に増え、それらの施設を全額○○町の 単独事業として、しかも全国に類のない広くて、使いやすい専用施設を利用者の希望 を100パーセント取り入れてつくることになりました。
私が民間施設で始めた施設 が、先月、約1億円の全額公費負担をかけてオープンし、引っ越ししました。 野々市 町では1000数百万円程度の施設がやっと建設されようとしているだけですし、金 沢市では公的施設はほとんど無いのが実態で、会員の先生が、施設に困った住民のた めに、新築の家を寄付したという例もあります。
○○町の学童保育は、自治体の単独 事業を拡大したという成功例ですが、国や県の貧弱な制度で営んでいる施設がほとん どで、やはり、これらの制度(国)を改善しなければ全国に一定レベルの施設はつく れません。障害児(者)施設に至っては、まだまだ予算的に問題をかかえています。 これら障害児(者)の制度改善運動に協会が関われればすばらしいと思いますが、障 害者運動に関しましては、いろいろ運動のテリトリーがあって、困難も予想されま す。

釈迦に説法ながら、社会保障を前進させるという課題は、社会の根幹に関わる問題 で、平和運動と別の問題ではありませんね。
今から10数年前には、「医者の団体は 医療にかかわる問題に徹するべきで、福祉についてそれほど関わるべきではない」と いう意見が実際にありました。前回の保団連総会では、「医者の団体は、医療福祉に かかわる活動に徹するべきで、平和問題に関わるのはいかがなものか」という意見 が、ある協会代表から発言されています。同レベルの発言ですね。
「平和」「環境」 「民主主義」「人権」「環境」「教育」「社会保障」などのすべてが、国の政策の中 で相互にリンクしています。それぞれの団体が、そのカテゴリーの中だけを考え運動 しても、単なる予算の取り合いになるだけですよね。
今、教育にも、医療と同じく株 式会社の参入や、お金のありなしで内容が変わってくるという制度改革がもくろまれ ています。ここで「教育」「医療」というそれぞれのカテゴリーによる運動を続ける よりも、運動を統一できればと思います。
もっとも、イデオロギーや団体の我田引水 がそれを拒んでいますが、そんな時代ではないと考えます。社会がどういう構造であ るべきかを考えるのが社会保障ゼミナールの目的だと思いますが、協会・保団連が、 社会保障運動を基軸として、広く各分野の運動とリンクしていくことこそ、それぞれ の団体の目的に近づく近道ではないかと考えます。
政府のもくろむ医療改革も教育改 革も、運動家の目的は、ことごとく無視される中で、同じ運動を続けていても、言い 過ぎを承知で言えば無駄だと思います。3000万筆の署名が無視され3割負担が実 施されていますし、ほぼ全員の親の要求がありながら、30人学級は未だに実現して いません。

話を戻しますが、傷害児(者)の運動につきましては、個別具体的な要求に応えなが らも、全体の運動をコーディネートしていければと思っています。
とりあえず、「意見を・・・」ということですので、思いつくままに書かせて頂きま した。事務局よりも、協会の活動は理事の先生方がつくっていくものですので、ご尽 力くださいませ。











このホームページの著作権は平田歯科医院に帰属します。
Copyright (c) 2002 Dental hospital HIRATA. All rights reserved.