一般衛生学試験問題2005年




歯科衛生士学校公衆衛生学校試験
平成16年度(2005年4月・実施)
氏名           NO(   )         結果      点 

設問に答えるにあたって、以下のことに注意をしてください。
各問(1〜 )に問題が(A)(B)時には(D)まであります。そのうちどれか一つを選んで応えること。
 そして、選んだ一つの問題の“□”を“■”のように、黒く塗りつぶしてください。

問―1(A−□)
  下段にある語句の中から正しいものを選んで、その語句を書き入れなさい。
〈世界の健康の概念・WHO憲章(1946) 〉
 アルマ・マタ宣言(1978) オタワ宣言(1986) について
世界の健康の概念 その@  WHO の憲章における考え方と日本国憲法
健康とは、肉体的 (@ 精神的 ) 社会的なすべての面において良好な状態であって、 単に疾病や(A 病弱 )が存在しないという事ではない。
参考に 
日本国憲法では・・・・ 本国憲法第(B 25 )条、すべての国民は、健康で文化的な(C最低限度 )の生活を営む権利を有する。
(D 国 )は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の(E 向上 )及び増進に努めなければならない。
世界の健康の概念 
そのA Primary health care・ Alma-Ata
1978年(S53)Alma-Ataで134カ国が参加 primary health careについての(F 統一理念 )を アルマ・アタ宣言として採択した
医療の重要な基本条件はPHCであるが、宣言ではさらに進化させた。
いろいろな地域における保険活動をも含め、健康にかかわる総合的・包括的活動の統一概念として、 特に(G 開発途上国  )のために、提唱された。
プライマリヘルスケアは、地域に住む個人や家族にあまねく受け入れられる(H 基本的ヘルスケア )のことで、 それは住民の積極的参加とその国でまかなえる費用で運用されるものである。
プライマリヘルスケアは、それが核となって、構成されている国の(I 保健システム  ) 及び地域全般の社会経済開発などの一つの重要な必須部分をなすものと定義されている。
そして世界中の国々が協力してこの理念を導入・発展させ、維持するために努力することを求めている。

(解答候補 語句) 13 、9、  25 、 精神的 向上  繁栄  国民   国   行政  病弱  最低限度  充分な  裕福な 統一理念  夢  先進工業国  開発途上国   臨床サービス 基本的ヘルスケア 社会保障 保健システム  経済システム  援助  

問―1(B―□)
〈世界の健康の概念・WHO憲章(1946) 〉
 アルマ・マタ宣言(1978) オタワ宣言(1986) について
世界の健康の概念 そのB ?1986(S61)カナダ  オタワ憲章
第一回ヘルスプロモーションに関する国際会議健康増進、
WHOのオタワ憲章(1986年)によると、ヘルスプロモーションは人々が自らの健康をコントロールし、 (@ 改善 )するようにできる(A プロセス )であると定義されている。
参加国は38カ国で、ほとんど(B 先進工業国 )である。
当初Primary health careは(C 開発途上国 )に向けた戦略として、 ヘルスプロモーションは(D  先進国 )に対する戦略として開発された。
しかし現在ではPrimary health careもヘルスプロモーションも双方に必要不可欠となっている
次に、下段にある図を見て答えなさい。


簡単に、ヘルスプロモーションの概要を記述するなら、 健康づくりは個人を取り巻く環境を改善し、図の坂道の(E 勾配 )を(F 緩やか )にすることで、 個人が健康問題を(G  解決しやすく )することと言える。

別紙の絵を見て答えなさい

<(日本の) 『国民健康づくり』に関する提言>
?1979年 シルバーヘルスプラン 
35歳以上における中高年の労働者の健康づくり運動を企業内で進める
?1988年 トータル・ヘルスプロモーション・プラン(THP)
?1978年 第一次国民健康づくり対策(10年計画)
?1988年 第二次国民健康づくり対策(10年計画) アクティブ80ヘルスプラン
?1990年  高齢者保健福祉十カ年戦略(ゴールドプラン)
?1994年 新ゴールドプラン
?1999年 ゴールドプラン21(今後5年間の高齢者保健福祉施策の方向)
?(H 健康日本21  )(21世紀における国民健康づくり運動)

2010年を目指した健康づくり運動
この運動は生命の延長だけでなく、QOLを重要視すること、(I 生涯にわたる )健康づくりの視点を取り入れている。
また目標設定による経営管理処方の導入、環境作りの重視などが特徴。

回答候補    健康日本21  緩やか  解決しやすく  急  平らに  勾配   改善   所得  労力 プロセス  発展途上国    先進工業国   先進国  生涯にわたる   環境問題  学童期の  青年期の  アメリカ  北欧  カナダ

問―2(A−□)  人口構造について
人口を構成している要素の(@ 性質 )や(A 属性 )に従ってある標識を定めそれによって分類した結果を人口構造という。
@人口ピラミッド 
(B 男女別人口構造 )と(C 年齢別人口構造 )を組み合わせて視覚的に捕らえやすくしたもので、いくつかの型がある  A年齢別人口構造 
   年少人口 = (D 15 )歳未満
       生産年齢人口= ( D )歳以上( E 65 )歳未満
(F  従属人口 )=年少人口+老年人口
総人口に占める高年齢層の割合が増えることを人口の老年化と言う
老年人口・・・・・・1935年・・323万人 、    2002年・・(G 2362 )万人
老年人口の割合・・・・・・ 2002年では(H 18,5%)で、生産年齢人口100人が (I 27,6 )人の老人を扶養していることになる。

(回答候補語句)  男女別人口構造    年齢別人口構造  性質  属性  大きさ 男女差   釣り鐘形   ひょうたん形  2362   18,5%    27,6  従属人口  老年人口    1248   15,5%  19,2  15  60  65  男女別人口構造  年齢調整人口 生産年齢人口 従属人口  12 15 18  20 60 65  69  70   30,1%   40,5  

  問―2(B―□)国勢調査
1920年に第一回国勢調査 以降5年ごとに実施(10年ごとに本調査 、 5年ごとに(@ 簡易調査 ) 。 1990年は第15回国勢調査であった。
調査対象は、該当年の(A 10 月 1 )日(B 午前 0時 )現在、日本国内に常在する(C すべての )人。
人口構成の解明ばかりでなく公衆衛生、行政、教育、経済などいろいろの 分野の(D 基礎資料 )として役立っている。
  日本の人口動態統計は (E 出生 )、 死亡、 死産.婚姻及び離婚に関する届書にもとづき、 (F 市区町村長 )が作成する人口動態調査表を厚生省が収集、集計処理したものである。
調査該当年の(G 1 月 1 )日から同年の(H 12月 31)日までに発生したものを年度ごとにまとめたもので 、我が国における(I 人口動態統計 )事象を把握し、人口及び 厚生行政政策の基礎資料を得る事をも目的とする。

下段の回答候補から語句を選んで( )に記入しなさい。 日本  簡易調査  届出 人口静態調査 午後0時 午前0時  出生  基礎資料 10月1日 12月1日 12月31日 1月1日  市町村長 国  厚生労働省 人口動態統計  一定期間 ある時点 1、 10、12、15、31  すべて

問―2(C−□)乳児の生存
乳児の生存は、母体の健康状態や養育条件などの影響を受けやすい。
そのため乳児死亡率はその国の(@ 衛生状態  )や生活水準を反映する指標の一つとしてよく使われる。
その集団(国)の衛生状態を表す3指標・とされるのは (A 乳児死亡  )・(B  年齢調整死亡率  )・(C  平均寿命 )である。

人口動態統計における乳児死亡には次の三つの区分がある。
(出生、死産、周産期の妊娠期間は満週数で数える)
@( D 早期新生児死亡 )(生後1W未満)
A 新生児死亡(E 生後4W未満 )
B 乳児死亡(生後1Y未満)
乳児死亡率は2001年には3,1と低く、トップグループである
 死産とは・・妊娠満( F 12週 )以後の死児の出産を言う(自然死産と人口死産に区分)
0歳児の(G 平均余命 )を平均寿命と言う。 
平成14年の日本人 平均寿命は、男(H  78,32 )歳、女(I  85,23 )歳である。

回答候補 
72,05   78,32   85,23   89,89  92,31  69,34  平均余命  12W  16W  20W   生後4W未満    生後2W以上  早期新生児死亡   乳幼児死亡  平均寿命  年齢調整死亡  乳児死亡  衛生状態  栄養状態 治安状態

問―3(A−□)温熱環境
図のAは(@ アウグスト乾湿計 )である。
図のCは(A 黒球寒暖計 )で(B 輻射熱 )を測定する。
(C 感覚温度 )とは、ヤグローとミラーが1927年に考案したもので、 (D 気温、気湿、気流  )  の組み合わせからなり、人体の感覚として表現した温熱環境の総合的な指標である。 
湿度(E 100% )で無風状態を基準として、Dの種種の組み合わせで同じ温度感を待ったときにCが等しいとする。
(F 不快指数 )とは人体の感じる温熱感を (G 気温と気湿  )から算出したもので、 全部の人が不快と感じるのは不快指数が(H 80 )以上で、快感帯は(I 70 ) 以下である。

回答候補の語句 気温  不快指数  感覚温度  カタ寒暖計    水銀寒暖計、 アルコール寒暖計 気湿  カタ冷却力  アウグスト乾湿計、  アスマン通風乾湿計   気流   ダインス風力計 、ロビンソン風力計   輻射熱  黒球寒暖計   気温と気湿    体温程度に暖めた寒暖計  表面から放散する熱量   人体に及ぶす冷却力を示す  気温、気湿、気流    50   80  70  10  100%  90%  0%

問―3(B−□)水と生活 飲料水
飲料水の条件として人体に安全(病原性生物、有害物質を含まない)、使用上不便がない、不快感がないなどが有る。
これらを満たすために、水道法では水質基準を定めている。
し尿,下水に含まれる窒素化合物は(@ アンモニア性窒素  ) →亜硝酸性窒素→硝酸性窒素の過程で酸化される。
つまり,それぞれの物質の検出は汚染後の(A 時間 )的経過を示す。
硝酸性窒素及び亜硝酸窒素 は(B 10  )mg/L以下 と定められている。
そのほかでは・・・過マンガン酸カリウム消費量は(C 10 )mg/L以下とされている。 この値が高いと水中の(D 有機物 )などがこの物質を多く消費しているということで、尿汚染が疑われる。

塩素イオン(E 200 ) mg/dl以下  
  フッ素(F 0,8 )mg/l以下
一般細菌 は(G 100 個 )/ml以下、(H 大腸菌 )は検出されないこと。
カリウム、カルシウム など(硬度 )は(I 300  ) mg/l以下 ,

問―3(C−□)水と生活 下水
下水とは汚水(家庭水、産業排水)と(@ 雨水 )のことである。
家庭排水には台所や浴室の汚水や水洗便所からのし尿が混合されているので、 病原性微生物や(A 有機物質 )を多量に含んでいる。
日本の(B 下水道 )普及率は総人口比で63,5%(2002年3月)で、先進諸国では(C 低水準 )にある。

放流下水の水質基準
(D  透視  )度
(E pH値  )5,8から8,6を指標として放流する
(F  浮遊物質   )SS水中に浮遊する不溶物質
(G 生物化学的酸素 )要求量 BOD
(H 化学的酸素   )要求量 COD
(I 溶存酸素    )量 DO

問―3(D−□)放射線・気候
(@ 紫外線  )   波長10〜397nm
290〜310nmは(A  ドルノー線  (活性紫外線))
(B  可視光線 )  397〜723
(C 赤外線   )   723〜1mm
赤外線<(D  マイクロ波 )<1m 、この電磁波は無線、電子レンジ、 レーザー光線などの使われる

(E 気象 )・・・気温、気湿、気流、日照、雲量、降水量など、(F 大気 )の総合的状態
(G 気候 )  一定の場所での長期にわたる気象現象の( H 平均的状態  )
熱帯 平均気温20度以上
温帯 平均気温0〜20度
(I 寒帯 ) 平均気温0度以下

              海洋気候 砂漠気候 森林気候 高原気候  大陸気候

問―4(A−□) 公害
公害対策基本法(昭和42年)の定義では、
公害とは、人の活動によって生じる相当範囲にわたる(@ 大気 )の汚染、水質の汚濁、土壌の汚染、 (A  騒音  )、振動、地盤の沈下、悪臭の7項目によって,人の健康と生活環境にかかわる被害が生じる事を言う。
原因が(B  人工的   )なもの、人の健康と生活環境双方を含みことが明記されている。
国連、学会などで使用されている(C 環境汚染 )は人への被害が発生していない場合も含まれる。

四大公害訴訟 
  関係するものを3つずつ合計6個 選びなさい。
*熊本水俣病  ( A E H  )(3こ) 
  *四日市喘息
*イタイイタイ病 ( B G  K )  3個
*新潟水俣病            

 @石油コンビナート  A不知火海 Gカドミウム  B神通川  C阿賀野川   F硫黄酸化物  Eメチル水銀化合物  K鉱山の廃水  Hチッソ   I有機亜鉛中毒  Dアルキル水銀    J気管支喘息     

問―4(B−□) 地球の温暖化 酸性雨 など
地表の温度を保持する温室効果にもっとも大きく(@  64 )%かかわっているものは、 (A 二酸化炭素 )で、そのほかでは(B 水蒸気 )、(C メタン)、(D フロン )、 (E 亜酸化窒素 )等がある。 
酸性雨とは石油や石炭の燃焼によって発生する(F 硫黄酸化物 )、(G  窒素酸化物 )などの 強酸性物質が雨に溶けこんでpHが(H 5,6  )以下になるものを酸性雨と言う。
二酸化炭素は毎年(I 1,8 )ppmずつ増加している。

(回答候補語句)  空気 一酸化炭素 酸素 二酸化炭素 亜酸化窒素 水蒸気 メタン フロン  日光  太陽光線   紫外線 赤外線   一酸化炭素  黄酸化物 5,6    4,5    350   64  1,8  2,0  16,6  窒素酸化物

問―4(C−□)  オゾンについて 
  (@  成層圏 )にあるオゾン層は、地表の生物を有害な太陽の(A 紫外線 )から守る役目を果たしている。
実は、オゾンは太陽の紫外線のエネルギーを酸素が受けて作られているのだが(O2→03(オゾン))、 きわめて(B 不安定  )で、一方、(C 安定 )なフロンガスなどは大気中に放出されても分解せず、成層圏に達し、そこで紫外線などにより分解され、(C 塩素 )原子を遊離する。 其れが次々にオゾンを分解するのである。
 Cl+(D 03 )→Cl0+02  及び   Cl0→Cl+(E 02  )
(F 極地  )と高緯度地域の上空では紫外線が(G 弱く  )酸素からオゾンが作られる量に比べて、 (H フロン )によって破壊される量が多いために(I オゾンホール  )が形成される。

成層圏  太陽 紫外線 フロン 安定  不安定  破壊 地上 分解 遊離  酸素 オゾン  極地  赤道直下 オゾンホール 塩素 酸素 炭素  O02  P03  弱く  強く

問―5(A−□)

   症例(疾病あり)   対照群(疾病なし)     計
要因   
 あり      a   b   (a+b)
 なし       c    d   (c+d)
計     (a+c) (b+d)    (a+b+c+d)
?SM菌高い100人    2年後 ウ蝕発生80人  ウ蝕なし 20人  100
?SM菌低い100人        ウ蝕発生10人  ウ蝕なし 90人  100
                     90       110   200

寄与危険度 =(@ 80/100 −A 10/100 )×100= 70 %
  SM菌の低いものは・・要するに70% 減少(予防)させることになる
相対危険度= (B  80/100 ) / C  10/100 )=(D  8  )

問―5(B−□)スクリーニング検査・ クロス集計

             疾病+    疾病− 
             検査の判定    + 真陽性(TP)   偽陽性(FP)    検査陽性 +的中度
         − 偽陰性(FN)  真陰性(TN)     検査陰性 −的中度

(検査での)陽性反応の的中度=真の陽性/検査における陽性
(検査での)陰性反応の的中度=真の陰性/検査における陰性
敏感度(疾病にかかっているものを正しく判定する確率)=検査で正しく判定された者/疾病のある全員       =TP/(TP+FN)
特異度(疾病にかかっていないものを正しく判定する確率)=検査で正しく判定された者/疾病のない者全員
          =TN/(FP+TN)
例・・・・  ウ蝕発生のリスクの高い幼児のスクリーニングをする  

方法 ウ蝕活動試験を用いた   。1年後の結果
              ウ蝕の発生あり  ウ蝕発生なし  
    スクリーニングでの判定      +    158       45
                 −     15       82

プラスの的中率   @〔  158/(158+45) 〕= (A 0,78  )
マイナスの的中率 B〔  82/(15+82)    〕=( C 0,85  )

敏感度は( 0、91   ) 特異度は( 0、65 )
敏感度・特異度ともに高い確率を示すので、このウ蝕活動試験は有効性の(D 高い )検査法であると言える。
問―6(A−□)感染症の三大要因
下記の空欄に適切な語句を入れなさい
  感染源  ( 感染経路  ) 宿主の感受性  がそろったときに発症、流行する
感染経路
@直接伝播     直接接触  (@ 飛沫伝播 ) (A 垂直感染 (胎盤感染))
A間接伝播     媒介物感染(水系感染、 食物感染)  (B 空気感染 )
B院内感染     MRSA
宿主の感受性  人種、遺伝、年齢 免疫の有無などで異なる
@自然免疫
A人口免疫   (C 生ワクチン ) 死菌ワクチン、ガンマーグリブリン(人工受動免疫)
B日和見感染    院内感染としてのMRSA   (D エイズ )患者のカリニ肺炎
          高齢者の真菌症   免疫抑制剤の使用者(臓器移植者)


問―6(B−□) 感染予防・感染源対策(一〜四類)
下記の空欄に適切な語句を入れなさい?染源の対策
@外来伝染病対策 検疫
A感染症対策の見直し(1998年公布99年実施)
 この新しい感染症法の制定により、伝染予防法、エイズ予防法、性病予防法は廃止された
一類感染症 ペスト、エボラ出血熱
ニ類感染症 コレラ ジフテリア 腸チフス パラチフス 細菌性赤痢
三類感染症  (@ 腸管出血性大腸菌 )感染症
四類感染症  人獣共通感染症
五類感染症 インフルエンザ ウイルス性肝炎(A,B、C) エイズ、 麻疹、 MRSA、

(A 指定 )感染症 一から四類に含まれていない(B 既知 )の感染症で、緊急の場合は、 政令により指定感染症として1年間限定で指定する
(C 新 )感染症  (D 未知 )の感染症で危険性の高いものは都道府県知事が個別に 一類感染症と同様の対応することになった。(SARS・天然痘・・2003年に一類感染症に加えられた)

問―6(C−□)流行調査と感染症発生動向調査 
下記の空欄に回答候補の語句を選んで入れなさい
サーベイランス(発生動向調査)
  感染の分布と蔓延ならびに関与する諸要因を継続的に精査監視すること。
 日本では1981年に18疾患を対象として、定点医療機関からの患者情報を基に発足。
 1987年には結核・肝炎・性感染症などを加えてコンピュターオンラインシステムをもちいた、結核・感染症動向調査に発展。

現在、1999年の感染症法の施行に伴い、1から3類の(@ 12 )疾患と4類の(A 34 )疾患は全数把握の対象とし、 (B 4 )類の(C 27 )疾患には定点把握の対象としている。
 合計(D 73 )疾患の情報が収集分析されている。
回答候補
 1  2  3  4  8  12  16  21  27  28  34       38  48  73  86

問―7(A−□) B型肝炎 C型肝炎
下記の空欄に回答候補から語句を選んで記入しなさい
B型肝炎
抗原陽性者の血液や体液を介して感染する〔水平感染・・(@ 性行為 )垂直感染・・ 出産 〕
キャリアの約(A 10 )%は慢性肝炎、肝癌へ移行する。
(肝癌で死亡した25%はHBVの感染とされている)。約(B 90 )%は発病しないで一生を終える。
医療従事者に多い『ひやり・ハット』には(C 免疫グロブリン )の予防接種が勧められる

C型肝炎
輸血後肝炎が原因の大部分を占める
日本では 人口の1から2%を占める。高齢者ほど率が高い。
母子感染や性行為感染は稀とされている。
肝硬変、肝癌の年間死亡者である約4,5万人のうち  (D 7割 )がC型のキャリアから発症する。
治療薬は(E インターフェロン )である。

AIDS
HIV( human immunodeficiency virus)の感染により引き起こされる。
1981年(F アメリカ )で最初に患者が報告された。
  国連は2002年に世界で生存する患者は4200万人と推計。1年間に310万人が死亡。
日本では・・  2002年、
5121人・・感染者累計 
   2549人・・・AIDS患者累計 
1431人 血液製剤による感染者 

エイズ関連症候群・・・(G リンパ節腫脹 ) 下痢 体重減少
   進行すると・・・(H カリニ )肺炎、重症のヘルペス、(I カポジ肉腫 )

回答候補  
 性行為 免疫グロブリン  生ワクチン  10 20 30 70 80 90   5割 7割 9割  インターフェロン  抗生物質  BCG  南アフリカ アメリカ  カポジ肉腫  カリニ  リンパ節腫脹 転移 

問―7(B−□) MRSA 結核 ほか
MRSA (methicilline resistant Staphylococcus aureus )
(@ 抗生物質 )の使用による菌交代現象として出現した。 
(A 院内感染症 )として注目されている。
(B 老人 )や手術直後の抵抗力の衰えた患者に発症しやすい

結核
Mycobacterium tuberculosis結核菌は、咳き、くしゃみからの(C 飛沫感染 )や(D 空気伝播 )する感染力の強い菌である。
1950年までは国民病とまで言われ死因の一位を占めていた。
2000年末では結核登録者は約10万人にのぼり、1999年7月に結核緊急事態を厚生省が宣言。 (E 再興感染症 )として国民に注意を促している。 

腸管出血性大腸菌感染症は(F 三 )類感染症に分類されている。
通常は無害な大腸菌の中に血清分類で(G 0−157 ):H7など、(H 赤痢菌  )と同じベロ毒を産生する一群に属する 経口感染である。
  熱や消毒に弱く,75℃で60秒、あるいは水道水中の(I 0,1  )ppm塩素濃度30秒で死滅するとされている。

回答候補 
 女性  老人 飛沫感染  再興感染症  空気感染  三 四 第三 第四  抗生物質  院内感染症  O-157  大腸菌 赤痢菌  0,4  0,1

問―8(A−□)栄養所要量の策定・・・2000年第六次改訂
 日本人の栄養所要量ー食事摂取基準。

日本では(@ 健康増進法 )に基づいた(国民健康・栄養調査)がそれまでの法に代わって、 2003年から実施されることになった
(A 食事摂取基準 )  Nutrient-based reference intakes ( RDIs)
平均必要量――(B 栄養欠乏症 )を予防する観点から決められる。
 特定の年齢層や性別集団における必要量を測定し、その集団における(C 50%の人 )が必要量を満たすとされる D 1日 )の摂取量をいう。
栄養所要量――(E ほとんどの人 )が一日の必要量を満たすとされる数値。 
 (平均必要量+2SD)
許容上限基準――(F 過剰摂取 )による(G 健康被害 )がほとんどの人に生じない最大値限の量。
策定項目は
*エネルギー  *(H  三大栄養素 )*(I 13項目のビタミン )  *13項目の微量栄養成分(無機質)

回答候補 
  三大栄養素 13項目のビタミン 健康被害  過剰摂取  栄養欠乏 50%の人 ほとんどの人  1日  一回  健康増進法  国民栄養調査法   食事摂取基準  全てのビタミン  飢饉  飢餓  10%の人  90%の人  脂肪分の摂り過ぎ  塩分過多


問―8(B−□)食中毒
@食中毒の発生には(@ 季節的特徴 )がある    7月から9月に多い
A原因食品 魚介類、その(A 加工品  )に起因するものが多い
B原因施設・・飲食店、家庭、旅館など
  患者数では・・飲食店、仕出屋、旅館が多い
C原因物質別では・・(B 細菌性食中  )毒が圧倒的に多い
   事件数で77,5% 患者数で67、8%

細菌性食中毒 化学物質 自然毒によるもの・・・・・3種類 がある
@細菌性食中毒
1)感染型   腸炎ビブリオ、サルモネラ、(C 病原大腸菌  )、カンピロバクター
2)毒素型      (D ボツリヌス菌 )  ブドウ菌  セレウス菌
A化学物質
 1)事故によるもの   (E 農薬  ) PCB(油症 )カネミ油症 
砒素(粉乳砒素中毒)森永砒素事件  有機水銀  水俣病・チッ素)カドミウム(イタイイタイ病)
2)有毒食品添加物によるもの   人工甘味料 人工着色料 各種保存料  漂白剤
3)調理器具・包装から
4)食品の変質によるもの
B自然毒によるもの
1)動物性自然毒     (F フグ   )  貝毒   
  2)(G 植物性自然  )毒   毒キノコ

保健機能食品制度(2001年4月から施行)
  @特定保健用食品(個別許可型)
   (H 保健機能  )成分を含んだ食品
    健康の維持増進 及び 特定の保健の用途に・・
  A栄養機能食品(規格基準型)
     栄養成分の(I 補給・補完  )に資するもの

(回答候補)
  補給・補完  フグ  植物性自然  細菌性食中  病原性大腸菌   農薬  ボツリヌス菌 スピロヘーター  テング熱  病原大腸菌   季節的特徴  加工品  保健機能  医療  欠乏  笑い茸  缶詰  生鮮食品  動物性食中  

問―9(A−□) 地域保健 
地域保健とは、日常生活を営む場である地域を中心として、そこに居住し生活する人々の健康を保持・増進させるための (@ 組織的 )活動を言う。
かつての公衆衛生から地域保健へ。
そして、地域保健の中心は(A 市町村保健センター  )へ
地域保健の特徴
@健康増進からリハビリまで
従来の公衆衛生は疾病予防が中心であったが、地域保健は疾病の予防から健康・増進へ。
さらには保健・医療・(B 福祉  )をも含めている
A(C 地域特性  )を重視
B生涯を通じ生活を基盤とした対策
一人一人・または家族を単位とする。 生涯を通じ日常生活に基づいた対策。v
福祉も施設中心から 在宅へ(社会参加へ)
C(D 住民の意向  )を反映した対策
伝染病などの旧来の対策においては、住民は受身であったが、今度は行政や医療関係者は(D)を支援する立場をとる
D機能分担によるきめ細かい施設対策
  (A )  
    (E 介護老人保健  )施設
  医療施設機能(特定機能病院・療養型病床群)(F  在宅保健サービス  )

地域保健の組織
@国・都道府県・市町村の役割
A健康増進法     2003年に健康増進法が施行
B(G 保健所  )
@設置数 576箇所(2003年現在) 
   A職員
  B業務
C市町村保健センター
D地域の保健推進組織 
E(H  福祉事務所  ) 
  社会福祉行政において住民にもっとも(I 密接する機関  )

(回答候補) 市町村保健センター  福祉事務所  訪問看護ステーション   保健所  介護老人保健  在宅保健サービス  組織的  福祉  地域特性   自治体窓口 住民の意向   サービス  感染対策  公衆衛生的   経済社会 福祉国家  精神的  ショートステイ デイサービス   国の意思 行政の意向  密接する機関

問―9(B−□) 母子保健の意義 乳児死亡 
女性の(@ 社会進出  )。少子化(出生数の低下)。核家族化と若い母親の育児ノイローゼなどの特徴がある。  生涯を通じた地域保健活動の原点となる重要な領域である。
母子保健対策・・・ 
     *妊娠の届出→ 母子健康手帳・健康診査     *母親学級での教育
新生児死亡・・(A 生後4W  )未満
乳児の死亡は母体の健康状態・養育条件を強く受けるため、その地域の( B 衛生状態  )や生活水準を反映する指標と考えられる。   日本は低水準。
乳児・新生児とも死因の1位は (C 先天奇形    )。
(D 乳児死亡 )・・・生後1Y未満 が対象
 週産期死亡とは (E 妊娠満22W )以降から(F  生後1W  )未満をあわせたものをいう。
欧米諸外国と比べて日本は(G  早期新生児  )死亡が低いことが特徴である。
2001年・・・2,5人対1000人
妊産婦とは・・妊娠中または出産後1年以内の女子を言う。
妊産婦の死亡率は、1950年では176,1であったものが、2001年には6,5と急激に低下しているが、 欧米の先進国と比するとまだ(H 死亡率は高く )改善の余地がある。
死産とは   (I 妊娠満12W )以後の死児の出産のこと。
   死産率=死産数/(死産数+出生数)
1000人に対する割合で、人工死産・自然死産がある
 自然死産率・・2001年 13,0
 人工死産率・・2001年 18,0

(回答候補) 
生後1W  生後4W  妊娠満22W  妊娠満16W 妊娠満12W   妊娠満28W  早期新生児  社会進出  衛生状態  家族構成  食事状態疾病  先天奇形  不慮の事故  乳児死亡  乳幼児死亡  死亡率は高く 

問―9(C―□)  乳幼児の体位  その他
健康対策乳幼児の発育状態を判定するために、母子手帳などに、一般的に用いられているのは(@ パーセンタイル値 )である。
これは、身長、体重、胸囲、頭囲等の測定値を年齢・月別の発育基準と比較する方法である。
 (A Kaup指数 )=(体重(g)/身長(cm)2乗)・10
Rohrer指数=(体重(g)/身長(cm)3乗)・10000  
CF・・・BMI・・・単位は M・Kg 

労働と母性保護
1986年 (B 男女雇用均等法 )が施行。 
 労働基準法では・・・妊娠中の女子を対象に特別な規定をしている。産前産後の休業や育児時間の請求が定められている。
1991年 育児休業の制度が導入。
(C 生後1年未満 )の乳児を育てる夫婦は、 いずれかが1年間の育児休業を取ることができる。

母子保健対策・保健指導
@母子健康手帳の交付  
 妊娠したものは速やかに、(D 市町村長  )に届け出る事になっている。
それにより市長村長から母子健康手帳が交付される(母子保健法)
A妊産婦・乳幼児の保健指導
B保健所における母子保健事業
C市町村における母子保健事業
母子保健対策
健康診査妊娠した女性は妊娠の前半と後半期において、(E 医療機関 )で無料で健康診査を受けることができる。
乳児も3〜6と9〜11ヶ月に健康診査を受けることができる。1歳6ヶ月健康診査や3歳児健康診査もある。
母子保健対策・医療援助
@妊産婦及び小児に対する医療援助
  1)(F 妊娠中毒症 )の療養援助
  2)未熟児養育医療   養育に医療が必要な未熟児には医療機関に収容して医療給付を行う。
出生体重が (G 2500g )未満の新生児は低体重児として届け出ることになっている。
  3)育成医療
A小児慢性特定疾患 治療研究事業
B虚弱児対策

母子保健の基盤整備  
母子保健対策は、思春期から結婚、妊娠、出産、育児期間を通じて、 それぞれの時期に最もふさわしいサービスが受けられるように(H 体系化  )されている。
地域保健法を受けて母子保健法が改正されてから後も、 下記のように次々に計画が策定されている。
平成6年 エンゼルプラン
平成11年 新エンゼルプラン 
平成12年 国民運動計画『健やか親子21』
平成14年 『(I 小子化対策プラスワン  )』の発表 
(回答候補語句)
  少子化対策プラスワン  キューピィープラン  法制化   体系化  1600g 2500g  保健所  医療機関  県庁   市町村長 カウプ指数  パーセンタイル値   男女雇用均等法  育児休暇  休業保障  生後1年未満 生後6ヶ月未満


問―10(A−□)学校保健
学校保健の意義
学校保健は幼稚園から大学まで、及び(@ 教職員 )を含めると全人口の(A 1/5 ) にあたる約2340万人が対象者となっている。
そして、以下の理由から(B ヘルスプロモーション)の絶好の場と考えられている
@学校はそもそも(C 教育  )の場である
A学校保健の対象となる次期は、人間の成長、発達に近づく重要な時期
B(D 教職員 )が自らの健康の保持増進に勤めることは、結果として保健教育を高めることになる。
また、その重要な役割を担っている
C学校は地域と密接なつながりがあるから、地域と(E 連携 )することになる。

学校保健の目的
@一生を通じた自分自身の健康の保持・増進を図れるような能力を育成すること
A必要な健康知識や(F 健康習慣 )を身につけること
B保健教育、保健管理、(G 組織活動 )を運営すること
学校病 
 いずれも多発し伝染しやすく、学習に支障を生じる恐れのあるもの
@トラコーマ・(H 結膜炎 )
 A白癬・疥癬(かいせん)・膿痂疹 (cf 痂(かさぶた))
B慢性副鼻腔炎・アデノイド 
Cウ蝕 
 D(I  寄生虫 )

回答候補 
  教育 学習  中学生  高校生 教職員  1/4  1/5  2/5       ヘルスプロモーション  しつけ 情報交換  連携 健康習慣       組織活動  結膜炎 早起き  寄生虫  心臓病  近視  漏斗胸 

問―10(B―□)学校保健
学校における伝染病にかかっているものについての出席停止基準について 
第一種   エボラ熱など      治癒するまで 
第二種
  @( インフルエンザ )    解熱後(H 2 )日
  A( 百日咳     )    特有の熱が消失するまで
  B( 麻疹      )    解熱後(I 3 )日
  C( 流行性耳下腺炎 )    耳下腺の腫脹が消失するまで
  D( 風疹      )    発疹が消失するまで
  E( 水痘      )    すべての発疹が痂皮化するまで
  F( 咽頭結膜炎   )    主要な症状が消えてから2日後
  G( 結核      )    第三種の基準による
第三種

問―11(A−□)成人老人保健  生活習慣病  
おもな生活習慣病(癌・脳血管疾患・心疾患・糖尿病)

@悪性新生物は1981年に脳卒中に変わり死因の1位になった。
2001年では死亡数は30万人を超え全死亡者の31%を占める
日本では従来 胃がん・子宮ガンが多かったが、近年は肺癌、乳癌、大腸癌などの (@ 癌の欧米化 )傾向が見られる
2001年では  男性の1位は(A 肺癌 )で、女性では胃癌 となっている
A脳血管疾患(脳卒中)
脳出血・脳梗塞・くも膜下出血に大別される
2001年・・・13万1856人(13,6%)
1975年以降は脳出血より(B 脳梗塞 )が多くなっている
B心疾患 
心筋梗塞 虚血性心疾患(狭心症) 慢性リウマチ性心疾患 心不全などが統計に含まれる。
2001年・・・・死亡数は14万8292人で15,3%・・・2位
C糖尿病 
T型糖尿病(インスリン依存型)とU型糖尿病がある
T型 insulin-dependent diabetes mellitus   
U型 noninsulin・・・・
HbA1c・・・・(C 6,0 )%以下が正常値
死因の順位は第10位と低いが脳卒中や心筋梗塞を発症する危険因子である。
合併症・・・・主に細い血管がやられて生じる(D 網膜症 )、神経症、腎症が三大合併症と呼ばれている。
そのほかに比較的太い血管がやられる動脈硬化性血管障害があります。
また、糖尿病性壊疽を5番目、歯周病を6番目の合併症とする場合もあります。

問―11(B―□)成人保健と老人福祉対策
日本の老齢化→家族制度の崩壊へ 
人口の都市集中化の過程の中で家族の(@ 核家族化 )が進行
高齢者との同居率は  1957年・81,6% → 1990年・59,7%
近い将来に 同居<独居・老人世帯 となるとされている。
社会的な援護を必要とする高齢者の急速な増加に対し、 従来の(A 家族の機能 )に代わる役割を(B 地域社会 )に期待されるようになった。

老人保健法に基づく保健事業
@健康教育
講演会・学習会の開催 
小冊子の発行
健康教育の目的           @動機づけ    A知識伝達
A健康相談
  窓口   市町村の保健センター、 公民館
1988年から重点健康相談の課題の一つは、(C 歯の健康 )相談がある。
実施要項・・・・・口腔歯肉、歯牙の状態等について行う観察及びそれに基づく相談指導・歯垢および歯石の除去、 (D ブラッシング )等について行う個別指導など・・・

問―11(C−□)  内容はBの続き  です  
B健康診査 
@基本健康診査
A(@ 歯周疾患 )検査
B骨粗しょう症検診
C健康度診査
D受診指導
E肝炎ウイルス検診 

検診(case finding) (A 疾患  )を発見する・・・
       癌や結核のように自覚症状が現れてからでは遅い場合
(B 健診 )(risk finding) 危険因子を発見する
健康状態・生活状況からある疾病の発生の期先生を発見し、疾病発生を予防することを目的にする 
      C機能訓練
市町村が実施
  おおむね周2回 保健センターなどにおいて機能訓練を
    ADL D訪問指導
家庭において・・・寝たきり・(C 認知症 )老人などに対して
保健師、看護師、栄養士、歯科衛生士、必要に応じて理学療法士、作業療法士の協力を得て家庭療養や看護方法、 日常生活の訓練、諸制度の活用法に関する指導や家族への支援を行う。
歯科衛生士の(D 訪問口腔衛生 )指導は老人保健福祉計画の必須事項である

問―12( 全員必須 )
健康日本21における歯の健康目標
1、歯の喪失防止の目標
    〈@ 80 〉歳における20歯以上自分の歯を有する者の割合 20%以上
    〈A 60 〉歳における24歯以上自分の歯を有する者の割合 50%以上
    行動目標1;定期的に歯石除去や歯面清掃を受けているものの割合 30%以上
    行動目標2;定期的に歯科検診を受けているものの割合 30%

2、幼児期のウ蝕予防の目標
 3歳児におけるウ蝕のない者の割合 〈B 80 〉%以上
 行動目標1;3歳児までに(C フッ素塗布 )を受けたことの有るものの割合 50%以上
 行動目標2;間食として甘味食品を1日3回以上摂る習慣を持ち者の割合の 減少

   3、学齢期のウ蝕予防の目標
  (D 12 )歳児における一人平均ウ蝕指数 (E 1 )以下
行動目標1;学齢期におけるフッ化物配合(F 歯磨剤 )の使用者の割合 90%以上
行動目標2;過去1年間に個別的歯口腔清掃指導を受けた事のある者の割合(G 30 )%以上

4、成人期の歯周病の予防の目標
  40,50歳における進行した歯周炎(4ミリ以上の歯周ポケット)に罹患している者の割合   3割以上の減少
行動目標1;40、50歳における(H 歯間清掃用具 )を使用している者の割合 50%以上
行動目標2;(I 喫煙 )が及ぼす健康影響についての充分な知識を普及する

問―13( 全員必須 )介護保険法 
高齢化に伴う要介護老人の増加に対応して介護保険法が制定され、(@ 2000 )年4月1日から、 市町村を保健者とする介護サービスが実施された。
65歳以上を第1号被保険者、(A 40〜65 )歳を第2号被保険者とする。
(B かかりつけ医 )の意見書を基に介護認定審査委員会で(C 要介護度 )が判定される。
介護サービス計画の下に訪問介護や訪問看護などの在宅サービスと(D 施設 )サービスがある。

問―14(A−□)職業性疾病 
職業性疾病とは、ある特定の職業に従事することで発生する病気や外傷をいう。
その職業に従事する全ての人に発生の可能性がある。
以前は労働上の因子と直接因果関係が認められる負傷や急性中毒などの労働災害と職業上の有害因子に長期間さらされることで 生じる職業病とに区分されていた。
おもな職業病
要因(3要因)
  @作業環境要因         物理的要因
                  化学的要因 
                  生物学的要因
  A作業要因
  B社会要因

(A)物理的因子によって起こる職業病
高温環境・・・        〈@ 熱中症  〉
低温環境・・・        凍傷・凍瘡
電波放射線による晩発障害・・・悪性腫瘍(白血病)(A 白内障  )
非電離放射線による・・    電気性眼炎、雪眼、白内障、皮膚障害
高圧環境作業・・・      酸素中毒、(B 潜函病  )(減圧症)
振動職場・・・・       (C レイノー現象 )
騒音・・・・         騒音性難聴
粉塵・・・          (D 塵肺  )
特定作業の反復・重量物の運搬による・・・頸肩腕障害・腰痛

回答候補 
       白内障 脱水症 熱中症 レイノー現象  潜函病  塵肺             アスベスト 真夏の太陽 緑内障 

問―14(B−□) 
気圧による障害?
橋脚・トンネル工事における圧気潜函工法・圧気シールド工法などの高圧下の作業時に生じる危険があるもの。
潜水器使用潜水作業(ヘルメット式、送気式自給式マスク)でも。
@高圧環境下での障害
  @鼻、耳、歯の締め付け障害(人体構造によるもの、潜水用具によるものがある)
  A酸素中毒・・・高圧下での純酸素中毒
  B(@ 窒素酔い )・・・窒素分圧の上昇により判断力や記憶力が低下する  
A減圧途中での障害
  肺の過膨張・破裂
  気胸・(A 気腫 )
  (B 空気塞栓症 )
 減圧症(潜函病)
  組織に溶解した(C 窒素 )が急激な減圧により(D 気泡 )を形成し、血管の塞栓や 組織変形・圧迫を起こす

回答候補 
 純酸素  窒素 二酸化炭素  気泡  空気塞栓症  窒素酔い        気腫  低酸素障害  空気膨張  水泡  

問―14(C−□)
(B)化学的要因によっておきる職業病・・中毒
@金属中毒
      Aガス中毒
B有機溶剤中毒 
   C有機化学物質
D無機物化合物  
  E農薬中毒
F酸・アルカリ中毒 
 G其の他

@ 金属中毒
生物と金属は地球に生命が誕生して以来の長い付き合いである。
そして(@ ほとんどの金属 )は生体にとって重要な役目を果たしている。 人体にとって栄養素として不可欠な金属は必須金属essential metal と呼ばれる。
これが不足すると(A 疾病   )が発生する。
しかし産業の発展と共に人類は地下に眠っていた大量の金属を掘り起こし、人体に必要以上の金属で暴露されるようになった。
必須金属といえ(B 一定量を越える )と中毒が発生するし、 体内に(C 蓄積されやすい )ので繰り返し暴露されると徐々に蓄積され(D 慢性中毒   )を惹き起こす。

回答候補  
 一定量を超える  蓄積されやすい  消化されやすい 急性中毒  感染症        慢性中毒  疾病   ほとんどの金属 まれな金属  ありふれた金属

問―15(全員必須)  産業医 
産業歯科医?
常時(@ 50人 )以上の労働者を使用する事業場では産業医を選任しなければならない。
(A 事業者  )は・・医師から産業医を選任し、健康診断をはじめとする健康管理を行うことが義務付けられている。
  医師は医師の資格のほかに、厚生労働大臣の定める資格が必要である。
産業医は・・・1000人未満では嘱託でも良い(50〜1000)
        事業の規模と業種によって、専任が必要となる
産業歯科医は・・・
   塩酸・硝酸・硫酸・亜硫酸・(B フッ化水素 )・黄燐を扱う業務に従事する労働者に対し、 産業医と同じような職務を行う。

@総括安全衛生管理者
  事業場の種類により異なるが、通常は1000人以上の事業場では選任が定められている。
  通常は工場長などの事業場の(C 最高責任  )者があたる
A衛生管理者
  常時、50人以上の事業場で
  医師、歯科医師、あるいは第1種、第2種の衛生管理者免許を有するものから選任される
  事業場の保健師・看護師は衛生管理者の免許を有することが多い B衛生推進者
 常時(D 10 )人から50人未満の事業場では 特別の資格を有しない衛生推進者の選任が義務付けられている

問―16(全員必須)  産業保健活動
産業保健対策  ・・3管理
  @作業環境管理    良好な作業環境の維持のため
   A(@ 作業管理  )  作業姿勢・作業強度・作業密度を適切に
          全身の負担軽減ばかりでなく、局所や精神的疲労も含めた対策を
  B〈A 健康管理  〉
  C @〜Bを認識させる産業保健教育

健康診断
@一般健康診断
   @定期健康診断 
         A(B 雇い入れ時 )健康診断
   B配置替え時の健康診断  
    C結核健康診断
   D〈C 給食 〉従業員の検便 
  E(D 海外派遣 )労働者の健康診断 
A特殊健康診断

問―17 (全員必須) 精神保健 
精神保健の目的
精神障害者などの(@ 医療 )及び(A 保護 )をおこない、 その社会復帰の促進及びその自立と社会経済活動への参加の促進のため必要な援助を行い、 並びにその発生の予防その他国民の精神健康の保持および増進に努めることによって、 精神障害者等の福祉の増進及び国民の精神保健の向上を図ること(精神保健福祉法 第1条)
精神障害者?精神保健福祉法(第5条)では・・・
精神障害者の定義
   精神分裂症、中毒性精神病、知的障害、精神病質 その他の精神疾患を有する者  

WHOの国際疾病分類(ICD−10)に基づく日本の第10回改正ICDでは8項に小分類している
  @血管性 及び 詳細不明の痴呆
  A(B アルコール )使用による精神及び行動の障害
  Bその他の精神作用物質による精神及び行動の障害
  C精神分裂症(統合失調症)、分裂病型障害 及び 妄想性障害
  D気分「感情」障害 (躁鬱病を含む)
  E精神症性障害、 (C ストレス )関連障害 及び 身体表現性障害
  F知的障害(精神遅滞)
  Gその他
おもな精神障害
?@精神分裂病(統合失調症)
?A躁うつ病
?B(D 精神遅滞 )(知的障害)
?C中毒性精神障害
?D神経症
?E心身症
?F老人性痴呆(認知症  ぼけ)


問−1(10点満点) A(  )  B(  )
問―2(10点満点) A(  )  B(  )  C(  )
問―3(10点満点) A(  )  B(  )  C(  )  D(  )
問―4(10点満点)   A   )  B(  )  C(  )
問―5(5点満点) A(  )  B(  )
問―6(5点満点) A(  )  B(  )  C(  )
問―7(10点満点) A (  )   B (  )
問―8(10点満点) A (  )   B (  )
問―9(10点満点) A (  )   B (  )   C (  )
問―10(10点満点) A (  )   B (  )
問―11(5点満点) A(  )  B(  )  C(  )
問―12(10点満点)(  )
問―13(5点満点)(  )
問―14(5点満点)   A(  )  B(  )  C(  )
問―15(5点満点)(  )
問―16(5点満点)(  )
問―17(5点満点)(  )
合計120問が問題数として設定されている。  
   (100点満点で60点以上が合格基準なので)換算すると本試験の場合72問以上を正解すると合格となる。










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